2011年6月3日金曜日

デュアルブートをシングルブートにしてパーティションサイズを広げる方法

WindowsとUbuntuのデュアルブートにしていたPCから、Windowsを削除してUbuntuのみシングルブートにした時のやり方。

ゴール
プライマリパーティションのWindowsを削除する
拡張パーティションのUbuntuをプライマリパーティションに移動する
拡張パーティションを削除する
プライマリパーティションを目一杯大きく取る

前提条件
プライマリパーティションが拡張パーティションよりも容量が大きいこと。
そうでない場合は、一時退避用に外部のストレージを用意する必要がある。

手順

  1. UbuntuのLiveCDを用意する

  2. 1のLiveCDでブートする

  3. 一時転送

  4. ddrescueを入れて、パーティションのクローンを作る
  5. ここらへんを参考に。
  6. GPartedをインストールする

  7. GPartedで転送先のパーティションをチェックする

  8. GPartedで不要となる拡張パーティションを削除し、プライマリパーティションを広げる

  9. 拡張パーティションにSwap領域を確保してマウントしている場合、swapoffする必要があるかも。
  10. Grubをインストールしなおす
  11. ここらへんを参考に。
  12. 再起動する
  13. 再インストールしたGrubによって、新しいパーティションのUbuntuで起動。


転送先の容量を間違えて転送元よりも小さなものを使ってしまい、クローン作成に失敗してはまった。

数百GBあるとかなり時間がかかるので、暇なときにやるとよいでしょう。